若手のうちに身に着けたい!見やすい資料作成デザインの上質な教科書

本の概要

社会人が使う機会も多いパワポを意識した見やすい資料を作成するための注意点とポイントが網羅されています。
イマイチな資料の例と、それを改善したものが載っていて、そのポイントが具体的に説明されている。

著者紹介

著者の森重 湧太さんはスマートキャンプ株式会社の資料作成チーム「SKET」でチーフデザイナーをされている方だそうです。

読んでみて

キンドルで無料だったので読んでみたのだけど、良書でした。
自分はデザインを学んでいたのですが、この本は大事なことが本当にわかりやすくまとまっています。

若い時にこの本に出会って、見やすい資料作成の技術を身につけられていたら、チャンスも増えると思いますし、3年目くらいまでの社会人は必読といっても良いくらい素晴らしい出来です。

プレゼンは内容が良くても、見せ方が悪いと相手に刺さらないし、伝わりません。
営業が提案資料を作る時も、社内会議で報告を行う時でも同じです。

資料が視覚的に整理されていることで、読みやすいのはもちろんのこと、直感的にも理解しやすかったりします。資料がきれいにデザインされているということは、相手の身にたった提案ができるということでもあるし、思考がクリアだということにもなります。
そして社内の人や、取引先の人にそのように評価されるということは重要です。

仮に自分が新人教育をする立場にあったら、『現状報告』、『提案資料』、『改善プラン』などの課題を与え、この本を参考書籍として渡すと思います。

こんな人におすすめ!

  • 新卒社会人
  • パワーポイントを使ったプレゼンの機会があって勝率をあげたい人
  • プレゼン資料が見にくいと言われたことがある人