まずは基本を抑えよう
マーケティングには名著とされる書籍が多く存在するが、想定しているケースが大企業向けのものであったり、内容が難しかったりして、何から読んでいいか迷ってしまう。そんな人に最初に勧めたいのが『弱者でも勝てるモノの売り方』だ。
身近に感じられるストーリーを通してマーケティングのいろはと言っていいような概念がとてもわかりやすく説明されているので最初の一冊に適している。名著を読むとしてもこれを先に読んでおくとかなり敷居が下がるだろう。
実践的なマーケティングの本
たった１人の顧客にフォーカスして戦略を考える『たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング』はスマートニュースを成功させた西口 一希さんによる実践的なマーケティング本だ。何らかのビジネスを行っている人や、仕事でマーケティング力が求められる人は読んで損はしないだろう。
USJをV字回復させ、成長軌道に乗せたマーケティング界の第一人者といっていい森岡氏による本格的なマーケティング本が『確立思考の戦略論』だ。
かなり難易度は高く、USJという大きなスケールでの話なので、ハイレベルの実務家向けの本といった印象もあるが、マーケッターの目指すべきゴールとして持っておきたい本ともいえる。
古典
ビジネス本には多くの古典がある。
マネジメントではドラッカー、マーケティングではポーターやコトラーなどだ。
